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06日 2018年 09月

脳卒中・循環器病対策基本法成立への運動

日本脳ドック学会では、「脳卒中・循環器病対策基本法」

という法律の成立を目指した運動を行っています。

脳卒中を発症する人やそれによって亡くなってしまう人が依然としてとても多く、

国として抜本的な対策を講じるべきであるという考えから、

脳ドック学会が本腰を入れて成立に向けた活動を行っています。

この法律ができる何が変わるのかと言いますと、

最も大切なポイントは「啓発」だと思います。

私たち専門医は脳卒中について常に研究している側なので、

最新情報についてもアンテナを張っていますが、

一般の方が同じであるとは限りません。

脳卒中という病名を見ても、どういう病気なのか

よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

「脳卒中」という名前の病気があるわけではなく、

脳梗塞やくも膜下出血など脳の病気を総称したものであり、

どれも命に関わる可能性が高い病気であることから

「脳卒中は怖い」というイメージは浸透していると思います。

そこでこの対策基本法の骨子には、「市民啓発」が盛り込まれています。

義務教育の中に脳卒中に関する知識を含めて、

単に「脳卒中は怖い」というイメージだけを伝えるのではなく、

どんな病気なのかという本質や予防法を伝えるという具合です。

それもうひとつ重要なのが、治療の初動態勢です。

脳の病気は時間との戦いなので、いかに早く

治療できるかによって予後が大きく変わります。

早期に治療できていれば救えた命、残らなかった後遺症も多々あるので、

治療態勢を確立することで、治療の質を高めることにつながればと思います。

どれも予算が必要なことであり、

お金だけでなく人的な資源も必要になるでしょう。

それを現状の「現場の努力」だけに依存するのは無理があるので、

法律を作って国として本気で脳卒中対策をするべきであるというわけです。

私もこの主旨に賛同しています。やはり医療は現場の努力だけでなく、

社会全体でそれを支援する仕組みが必要だと思うからです。

その意味でも、脳卒中・循環器病対策基本法の早期成立を願ってやみません。

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